食物禁忌(フードタブー)
世界には食事にまつわる
色々な決まり事があります
宗教、地域によって、食べてはいけないとされている
食べ物又は食べてはいけない時期があります

宗教でのフードタブー

まず、イスラム教のハラールについて、ハラールとはアラビア語で「許されている、合法」を意味します。

それに対して「禁じられている、非合法」は、ハラームといいます。

もともと聖典クルアーンに規定されているイスラーム法上の概念ですが、

イスラームは信仰と生活を区別しない生き方そのものへの教えであるため、

ハラール(合法)とハラーム(非合法)は、ムスリムにとって広く生活全般を貫く指針となっています。


食べ物のハラールとハラームに関して、イスラーム法では、

①「神が創造したものは、特に禁止されたものを除いて、すべてハラール(合法)」

 ②「ハラーム(非合法)とするのは神だけがもつ権利である」という原則があります。

その上で、聖典クルアーンの中で、「豚肉」「血液」「規定された方法以外で処理された肉」

「酒類(酔わせるもの)」は、明確にハラームとして禁じられています。


また「ハラームを成分として含むもの」「ハラームと直接接触したもの」

「ハラームを含んでいる可能性があるもの」は、疑わしいあるいは不浄として、

イスラーム法上避けるべきと解釈されています。

これらハラーム(非合法)と疑わしいあるいは不浄とされるものを除いたものが、

ハラール(合法)であるという解釈が、ムスリム世界で広く受け入れられている「ハラールの原則」です。

 

 

 

 

次にヒンドゥー教について、インドやネパールに信者が多いヒンドゥー教の食禁忌としては、牛肉が有名ですが、

なぜ牛がタブーなのかというと、神様シヴァがナンディという牝牛に乗っているからです。

牛は神様の乗り物なので、ヒンドゥー教では「神聖視」されています。

そのため牛肉を食べる事や殺す事は禁じられています。

また、ベジタリアンが多いのですが、野菜の中でもタブーフードがあります。

それは五葷(ごくん)と呼ばれるニンニク、ニラ、ラッキョウ、タマネギ、アサツキなどの匂いの強い野菜で、

これらの野菜は興奮剤の一種とされて、平常心で行う修行の妨げになるとされています。

それから、ヴァルナ(カースト階級)が違う人とは一緒に食べない、右手で食べる(左手は不浄の手)、

人が口をつけたものは、穢れがあるので食べない、誰が作ったか分からないものは食べない(外食はあまりしない)

次はユダヤ教について、旧約聖書の基づいた規定カシュルートに沿って作られ、食べてよいものをコーシェル(コーシャー)といいます。

カシュルートに定められているこーシェルは、聖書において以下のようなものがあげられています。 
① 4つ足の獣のうち、蹄がわかれていて反芻(はんすう)をするもの 
② 海・川・湖に住むもので、ヒレと鱗のあるもの 
③ 猛禽類など一部を除く鳥 
④ イナゴやバッタなどの一部の昆虫 

たとえばユダヤ教で食べることを禁止されている食べ物は、 
ラクダ、ブタ、ウサギなどの草食動物、甲殻類・貝類・イカ・タコ、カラス・ダチョウ・フクロウ・カモメ・白鳥、昆虫全般など実に多くあります。 
更に「野外で獣に殺された動物の肉」や「自然に死んだ動物の肉」「動物の血」なども禁止されているため、

許可されている動物でも条件によっては食べることができなくなります。 

ユダヤ教では他にも、食べ合わせに関して禁止事項があります。 
それが、肉と乳製品の組み合わせです。 
この禁止事項は、聖書の「仔山羊の肉をその母の乳で煮てはならない」という記述から、

同じ料理に使われていなければいいというわけではなく、胃の中で一緒になってはいけないという規定があります。 
チーズバーガーや肉入りシチューなどはもちろんのこと、1回の食事で肉料理と乳製品が一緒に出されたり、

同じ調理器具で肉と乳製品を調理したりといったことも忌避されます。 
もし肉を食べた場合は6時間以内に乳製品を食べてはいけないとされていて、逆に乳製品を口にした場合も最低30分は肉を食べてはいけないとされています。

そして仏教については、戒律に基づき殺生や煩悩への刺激を避けるように調理された精進料理が知られています。

大乗仏教では肉食は禁止されており、僧は五 以外の野菜や豆類、穀物を工夫して食べています。

小乗仏教では、三種の浄肉(見聞疑の三肉)であれば食べることができます。

また、卵や乳製品などは、時代や地域により様々です。

最後にキリスト教では、あまり禁忌がなく四旬節に断食したりします。

少数派のモルモン教では、アルコール、タバコ、コーヒーなどがタブーです。

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